「色調補正」の大切さ
写真を掲載するカレンダーに欠かせない、大切な工程の一つに
「色調補正」というものがあります。
例えば、ウェブサイトに掲載したお写真や、プロのカメラマンが撮影したお写真でも、
印刷のための色調補正が不可欠だとご存知でしょうか？
写真を印刷した場合の仕上がりは、画質や写真の濃淡の割合だけでなく、
印刷する用紙の質や、印刷機械などによっても異なります。
そのため、いただいたデータをそのまま印刷しても、
なかなか綺麗には刷り上がらないのです。
カレンダーに掲載する写真は
美しい風景のこともありますし、企業に関係の深い写真のこともあると思います。
少しでも美しい状態でお届けするために
CALELABOでは、丁寧な色調補正を行っています。
CALELABOの「本格色調補正サービス」
印刷に適した色調補正には、例えばこんなことが含まれます。
・色調補正 ...色味が思い通りに印刷されるよう調整
・濃度補正 ...濃く暗く印刷されたり、明るすぎたりしないよう調整
・シャープ調整 ...ぼやけた印象、逆に硬い印象にならないよう、適度なシャープ調整
・紙種プロファイル調整...用紙の種類によって異なるクセを考慮した調整
など。
どの補正を、どこに、どの程度行うと良いのか...
画像データごとに、必要な補正内容を見極めながら補正を行います。
色調補正が済んだら、イメージ通りに印刷されるか、
補正したデータを使用して、本機色校正（テスト印刷）を行います。
色校正にはいろいろな種類がありますが、
「本格色調補正サービス」では最も精度の高い「本機色校正」※ で確認します。
この、「 色調補正 」 → 「 テスト印刷 」
という作業工程を、２回、３回、４回、と繰り返して行い、
ベストな状態を目指して、精度を上げていきます。
このように本格的な色調補正には、時間も手間もかかりますが、
アート作品や写真を大きく掲載するカレンダーには、欠かせない工程なのです。
※本機色校正とは
色校正には「本機色校正」以外に、簡易的な色校正があります。その中で最も精度の高い色校正が本機色校正です。本機色校正は、「本番で使用する実際の紙」に「実際の印刷機と同等の機械」で行う色校正です。本番と同じ条件で行う為、誤差が生じにくいのが特長です。
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